8月2日、3日11時(日本時間4日3時)からパシフィック・ネーションズカップ(PNC)の3~4位決定戦・トンガ代表戦を控えた日本代表は10時(現地時間)過ぎよりカナダ・バーナビ-にあるスワンガードスタジアムで前日練習を行った。30分ほど軽く調整を行い、PNCの最終戦に備えた。
練習後、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)、いつものFL7ではなくFL6で先発するリーチ マイケル主将、SOではなくCTBの立川理道が取材陣に対応した。
「フミが言ったことは合っている。コンタクトの練習はリーダー陣を中心に引っ張っていく」
――明日の試合でチームに期待していることとは。
リーチ 一番期待していることは、試合の入りのコンタクトです。またリーダー陣は、大事な局面で、早い段階で(変化に)気づいて、流れを失わないように立ち直ることです。
――フミが昨日の最後のコンタクト練習後に円陣で少し怒りましたが、良い効果がありましたか。
リーチ フミが言ったことは合っています。スーパーラグビーで優勝した人が発言して、その結果、チームが変わるか。次の練習で、その効果があったか見ます。フミが怒らないように、怒ってからやるのではなく、最初からできるようになりたい。昨日もエディーと話したのですが、コンタクトの練習になったら、リーダー陣を中心に引っ張っていく、リーダーが仕切ってくことを考えています。
――PNC、最後の試合です。
リーチ フィジー代表戦は勝ちに行って負けたけど、良い勉強になりました。この試合は言い訳できない。相手のニリ、ハレ、(ジャック・)ラム(ブルース)のバックローは対戦するのが楽しみです。
――8月は国内で3試合あります。
フィジー このPNCで学んだこと、つまり相手を仕留めきれなかったことを、(明日の)一試合で完璧にできないと思うから、8月の試合で磨いていきたい。またW杯までの1ヶ月は、そんなにフィットネスやフィジカルを上がることはないから、戦術理解と勝つメンタリティを、なるべく強化していきたい。